口腔外科並診 | |
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顎関節症 | 術後下顎神経麻痺 |
現行の柔道整復師法では歯科医師からの紹介、依頼による健保扱いは想定されておらず、口腔外科(歯科)で掛かっている場合は療養費受領委任の範囲外となります。 他とは違い、2回目からの料金があるのは残念ながら1回で治癒する確率が低いためです。 |
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顎関節症 | |
「口を開けると痛い」「大きな口を開けられない」などの症状です。 基本的に顎関節に関しては最大開口だけで亜脱臼状態になるので比較的受傷しやすい箇所になります。 顎関節の問題は骨が起伏に富んでいて尚かつ筋群が細く、しかも筋量が少ないことです。 マッサージしようにも筋幅が無いため効果的なマッサージは出来ないが、筋を弛緩させないと開口出来ないという状況であるために超音波が有効になってきます。 よほど状態が悪いということが無い限りは概ね2〜3回の施術で治癒します。 |
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術後下顎神経麻痺 | |
脂肪腫などの摘出手術によって一過性で下顎神経が麻痺する場合があり、その事象に対応するための施術になります。 手術によって術野がどのように変性しているか、どのような機序で修復過程を向かえているかというのがポイントとなります。 感覚野を施術するか、運動野を施術するかによって術式が若干変更になります。 術後の経過日数によって施術回数は増減するとは思いますが、術後の日数が経ってない場合は概ね6〜8回目までには回復すると思います。 ※注:歯科医師の方からの施術方法の確認は岡山大学との兼ね合いでお受け出来ません。 |